佐賀大学 ティーチング・ポートフォリオ

氏名
皆本 晃弥

教育の責任

「線形数学I」(1年次前期専門必修科目2単位),「線形数学II」(1年次後期専門必修科目2単位),「基礎解析学I」(1年次後期専門必修科目2単位),「基礎解析学II」(1年次後期専門必修科目2単位),「工業数学I」(2年次前期専門必修科目2単位),「卒業研究」(4年次通年必修12単位)など

教育の理念

私の教育の理念・目的は、「良識をもった結果の出せる人材(人財)を育成する」こととしている。本学科・専攻の卒業・修了生は、多くは技術職に就くが、それ以外にも教職を含む公務員や総合職など様々な分野へ進む。各分野において、決して迷惑をかけるような人(人罪)になるのではなく、宝(人財)になってもらいたい。

教育の方法

「結果が出せること」を重視し,私が担当している数学科目では,レポートによる評価ではなく,すべてを試験によって評価している(エビデンス1,2).これにより学生の甘えを断ち切り,結果を出すことの重要性を体感させる.また,宿題には教科書の演習問題を指定している.この演習問題は意図的に多くの問題には解答が掲載されておらず,あったとしても略解である(エビデンス3).
これは「答えが分からない問題へのチャレンジ精神」,つまり,デザイン能力の一端を養うことを意図としている.

さらに,私が担当している数学科目では,毎回,宿題を課すだけでなく,講義内で小テストと確認テストを実施している(エビデンス4.5).もちろん,なるべく興味を与えるような説明も行うが,あくまでも重視しているのは「結果を出すことの重要性」である.技術者で要求される知識の多くは積み上げ式なので,基本的な知識がなくては新しいことを考えることもできない.そのため,再試験を行う際にも,自習を義務付けて,試験で結果を出すことを要求している(エビデンス2, 6).なお,学生は講義用Webページにて,自身の小テスト・確認テストの得点獲得率状況を確認できるようにし,各テストの解答例も提示している(エビデンス4).

今後の目標

学生全員が参加できるようなアクティブ・ラーニング型講義を実施する。

エビデンス

【エビデンス】
1.成績原本(Web上非公開)
2.シラバス(シラバスへのリンクを参照)
3.教科書
4.講義Webページのスクリーン・ショット(Web上非公開)
5.採点済みの小テスト・確認テスト(Web上非公開)
6.学生が提出した再試験願(Web上非公開)

参考資料

参考URL

標準版TP

シラバス

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