佐賀大学 ティーチング・ポートフォリオ

氏名
掛下 哲郎

教育の責任

私の専門分野はデータベースおよびソフトウェア工学であり,知能情報システム学科・専攻において,情報専門教育を中心とする授業を担当している.また,全学部全学科の学生を対象とする全学教育科目(インタフェース科目)も担当している.現在担当している科目の一覧を以下に示す.
・全学教育科目:情報技術者キャリアデザイン入門
・学部専門教育科目:データ構造とアルゴリズム,ソフトウェア工学,情報システム実験,科学英語Ⅱ,卒業研究
・博士前期課程専門教育科目:ソフトウェア設計特論,ソフトウェアモデリング特論,特別研究,知能情報システム学特別セミナーⅠ・Ⅱ

教育の理念

現代の情報システムは,社会のあらゆる分野で活用されており,インフラとして極めて重要性が高い.知能情報システム学科・専攻は情報システムを支える中核人材を育成することを目的とする情報専門学科なので,学部および大学院での専門科目の教育や卒業研究・特別研究の指導においては,情報系の中核人材として,社会に貢献できる人材の育成を目指している.具体的には,学生にはITに関する系統的な知識を持つだけでなく,実践的なスキルや,社会人としての基本的な態度(社会人基礎力)を身に付けるように指導している.

教育の方法

授業での説明の際には,知識を説明するだけに留まらず,その知識の背景,意義,他の知識との関連を併せて解説するように努めている.また,学生が知らないことは教える,教えたことは実践させることに努めている.これを通じて,企画力,仕様化能力,ソフトウェア設計能力といったソフトウェア開発の上流行程を中心とした知識およびスキルを総合的に身につけさせている.

卒論テーマや修士論文テーマを決定する際には,技術的な難易度や学生の意見も考慮しながら,第三者に対して何らかの価値をもたらすテーマを選定している.学生とのディスカッションを通じて,企画の立て方を指導し,技術的に難しい点を解決するために,様々な調査や学習を行う.卒論生や大学院生を指導する際には,問題解決/問題発見手法,資料作成,プレゼンテーション,ソフトウェア開発文書の作成,コーディング標準に準拠したプログラミング,プロジェクトマネジメント,各種調査などの技術を系統的に教育している.

今後の目標


エビデンス

参考URLにて示す.
・「情報処理技術者試験自習システム」は,佐賀大学のアカウントを持っている方はどなたでも無料で利用できます.
・「C++プログラミングのガイドライン」,「アルゴリズム作成のガイドライン」は,ソフトウェア工学の基本原則を踏まえて作成されています.これを守ることで,系統的なプログラミングができるので,よりバグの少ないプログラムを,計画的に開発できるようになります.

参考資料

参考URL

標準版TP

シラバス

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