教育の責任
物理学概説(1年次必須科目2単位)、現代物理学(1年次後期専門選択科目2単位)、電磁気学III(3年次後期専門必修科目2単位)、物理学実験B(3年次通年専門選択1単位)、S3リテラシー(3年次通年必須科目)、科学英語2、卒業研究(4年次)、高エネルギー物理学II(大学院専門選択科目2単位)
旧カリキュラムの未修得者に対して電磁気学III、電磁気学IV(3年次後期専門必修科目2単位)
教育の理念
身の回りの自然現象に対して興味をもって見ること、また何故そのような現象がおこるのか、その背後にあるメカニズムを理解すること、それを楽しむことができるようになってもらいたい。科学技術の進展にともない周りには便利グッズで溢れているが、それらの原理には必ず物理が関連していることを感じてもらう。できれば、そこの論理的なメカニズムを物理を通して理解できることを理想とする。
教育の方法
1年次の物理教育は、改組により大きく環境が変化したのでこれまでの方針(グループワークなど周りとの対話で疑問を深める)通りには行かないことになった。理工学部全体が対象で、物理に対するスタンスも異なるため担当者同士で試行錯誤に繰り返しをしている。高校までの学修状況と興味によるクラス編成を行うことで教育の仕方をそれぞれ工夫している。また、100人を超える受講者のクラスになると対話的に行うことも限定的になってしまうことが多かった。さらにコロナによるオンライン授業(リアルタイム)になると、受講者の顔を見ることも難しく、理解状況を掴むことが難しくなっている。黒板への板書を諦めて、スライドで授業を進めているが、方法としては疑問もある。
今後の目標
以前(物理学科対象の概論)は
1)自分たちで考える、グループワークを効果的に取り入れる。
2)身の回りの現象を物理をとおして考えてもらう
としていたが、1)は人数が増えたこととコロナによるオンライン授業で難しくなった。
理工学部全体が対象になったので、物理に対するスタンスが人により異なるため、物理に対して身近に感じてもらえることを目標にする
エビデンス
(1)シラバス
(2)中間試験代わりのレポート
(3)講義スライド