教育の責任
「組織学」 （２年次前期専門教育科目４単位）
「神経解剖学概説」（２年次前期専門教育科目1単位）
「人体発生学」（２年次前期専門教育科目1単位）
Unit9 （精神・神経ユニット）（４年次前期専門教育科目）
教育の理念
医学の基礎は正常な人体の構造を知ることから始まる。ヒトの身体の成り立ちを知るために、細胞、組織、臓器の形態学的特徴を理解し、機能との繋がりをわかりやすく２次元、３次元、４次元の変化を説明できる人を育てることを目指している。そして、臨床医学の礎となる知識を構築する。肉眼的あるいは顕微鏡下で「かたち」の違いを「見抜く力」をつける。さらに「かたち」の成り立ちの面白さ、美しさや素晴らしさに知的好奇心を抱き、自ら課題を抽出し、新たな解決方法を見いだすための基礎となる知識の修得を働きかける。
教育の方法
科目の意義の理解を促す。そのために、特に臨床で遭遇するであろう課題を示し、解決のための有用性や医学の中での位置付けを説明する。
実習により様々な大きさで形態学的な特徴の視認しながら、機能との関連への理解の定着を狙う。
講義や実習にて、臨床への反映を意識させる働きかけを行う。
生命科学に対する畏敬の念や知的好奇心を引き出す最新研究成果の紹介を行う。
私たちを取り巻く多様な社会環境の中での医師の位置付けについても触れることで、多様な観点をもつ重要性への気づきを促す。
形態学的にわかりやすい標本の供覧、デジタル教材を活用する。さらに、対面およびデジタルコミュニケーションツールを用いながら、協同作業により学生同士の意思疎通力の向上、学修の質の向上を狙う。
今後の目標
教科書に記載された事実を理解し、一方でそれを自分で考える力を培うことで疑う、新たな観点で考える力を養う。
専門用語を適切に用いながら言語化できる力を培う。
エビデンス
シラバス
講義毎の小テスト
講義資料
定期試験など